MAR/1997/Page-A-J
3月某日、娘の学校でサッカーの試合があると言う。使い捨てカメラをもってでかけた。残念ながら試合自体はつまらなかったので、色々記念写真を撮ってきた。東京の好きな空は晴天。好きな僕の靴(妻はボーリングシューズかといってからかうが)。太鼓のバチのようなものでたたかれる僕の小学校時にもあった懐かしい好きな音を出すタンバリン一つ。そして好きな娘一匹。回りを見渡せばかならず好きなものの一つや二つはかならず見つかる。風の吹き抜ける場所に座って、好きなもの達を見ているだけの生活が永遠続くとすると、僕はどんなふうに変わっていくのだろうか。ここにもある種の時間があった。
小学校に入学する前は、娘を保育園に行かせていた。保育園でのライオン組には園児22人。おどろいた事に、その半数の親が離婚していた。母親が働く環境の家庭は離婚率が高いのか? サッカーの試合を見にたくさんの同クラスの親が来ている。僕の子供時にくらべ母親の様子がかなりちがう。J・レノンのようなまん丸の濃いサングラスあり、耳ピアスあり、原色ピッタリズボンあり。母親どうしは集まってガヤカヤ、サッカーにヤジを入れて盛り上がっている。ビールでも入っている様で楽しそう。何人かの父親たちはバラバラで個人観戦。全体の音が青空に染み込む。ここの小学校での親の離婚率はとても低そうに感じる。その根拠について考えるが、何も思いつかない。
A blue sky in March, Tokyo.
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A soccer in March.
A my leg in March.
A tambourine in March.
A my daughter in March.
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